総選挙あれこれ

どうも、マグロです。第9回総選挙お疲れ様でした。

この記事はまとまりなく私見を吐き出すものですーでは

モバマスほとんどやってないのでデレステの話のみです

 

0.自己紹介

デレマスは音ゲーが家でできると聞いてデレステを始めたところから。

担当:上条春菜高垣楓、荒木比奈

今回は上条春菜/松本沙理奈にぶっぱ

選挙は第7回から、LIVEは5th石川から参戦。

 

 

1.人気の固定化

まずは本戦から。個人的にランキング下位の入れ替わりがあるものの、上位はほとんど固定化された印象がありました。そこでそれが本当なのかまずは表を。

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個人的にデレステからの投票が可能となった第7回とそれ以前は別物と考えているため、第七回以降をまとめました。

 

ここから、この表で1回しか出ていないアイドル、つまり入れ替えがあった部分のみ白抜きに表示します。また、結果発表時にボイスが未実装のアイドルに関しては赤文字にしました。

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この通り、全ての年において13~14枠は固定のアイドルが埋めています。

残りの枠をボイス未実装勢が争う形になっているのがわかります。

また、第9回はVAが併設で開催された影響で未ボイス勢は軒並み姿を消しています。

代わりに入ってきたアイドルも第7回~第8回まで22位~32位までの位置におり、そのまま押し出された形になっています。

 

では一度トップを取ったアイドルが引いているためランキングは入れ替わるでしょうか?確かに安部菜々本田未央、佐城雪美は目的を達成した翌年以降は姿を消しています。

が、3代目シンデレラガール渋谷凛、5代目シンデレラガール島村卯月、6代目シンデレラガール高垣楓がランキングにいるあたりそうともいえなそうです。一度姿を消すもののやはり30~40人の枠がずっと20位以内をループするのではないかというのが個人的な予想です。

 

2.票数について

票数は第9回はインフレしました。

無課金票は第7回-第8回は100票前後でしたが、第9回は900票近い数字となりました。

金票に関しては第7回-第8回は1000票でしたが、第9回は30000票となりました。

※参考元

https://seesaawiki.jp/hondamio/d/%C2%E87%B2%F3%C1%ED%C1%AA%B5%F3%C6%C3%C0%DF%A5%DA%A1%BC%A5%B8

https://hikicomoron.net/deresute_election8

https://collapiyo.hatenablog.jp/entry/2020/05/17/164952

 

無課金票は約9倍、課金票は30倍となりました。では実際の影響は?

先ほどの画像に票数がわかるアイドルのみ追加し、残りをグレーアウトしました。

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…数字だけ見てもわかりませんね ここで票数が3年連続判明している6名をピックアップしました。(北条加蓮鷺沢文香一ノ瀬志希佐久間まゆ高垣楓高森藍子

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第7回-第8回は加蓮が異常な伸びを見せているものの、おおむね横ばいといってよさそうです。

第8回-第9回はやはり票数のインフレが見えていますが、特筆すべきは前年比は9倍よりも下回っているということだと思います。(もちろん無課金票を全部回収しているわけではないでしょうし、9回はVAとの票交換もありましたので一概に言い切ることはできませんが)

 

票数の比率的には課金票が大きいように思われていますが、その場合比率は30倍に近づくようになるはずなのであまり影響はないのかもしれません。

もう一つ根拠となるのがAppの月ごとの売り上げです。

http://game-i.daa.jp/?%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC+%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA+%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9...

 

 

2018年5月の売り上げが伸びていますが、スカチケの販売時期と重なるためと推測されます。そしてそれ以外の年は売り上げが特別伸びているというわけではなさそうなので課金票の影響は思うよりは大きくないかもしれません。

 

3.人気の再生産

 VAの結果から、限定SSRが出た桐生つかさが有利だったのではないかという意見を見かけました。そこで総選挙の結果ではどうだったのかを調査しました。

表で選挙開催の前年度に限定SSR、フェス限SSRが出てない方をグレーアウト、ボイス未実装を赤文字としました。(例:第8回総選挙の場合、2018年6月~2019年5月に限定SSRが実装されたかどうかを検証しています)

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第7回と第8回に比べ、第9回は圧倒的に白抜き、つまり限定フェス限が前年度に出たアイドルが多くなっています。これはそもそも2019年から限定やフェス限の実装数が増えたことに影響していると考えられます。(月末限定2→月末限定3となった、フェスの開催周期変更)

 

また、第8回はボイス未実装勢が数多く占めているため第7回とは違う考えをした方がよいかもしれません。

では逆に限定SSRが実装された次の年の総選挙順位を見てみましょう。次の表は限定SSRを実装順に並べたものです。また、この表では50位以内を白抜きにしているため以前の表とは意味合いが異なります。

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第7回は58%、第8回は62%、第9回は70%のアイドルが限定SSRが実装された翌年に圏内入りを果たしています。最後にフェス限の方も見ていきましょう。

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全ての回において65%以上圏内入りを果たしていることがわかります(母数が少ないため%表示は少々乱暴ですが)

 

何が言いたいかというと選挙結果から選ばれて限定SSRが出るのではなく、限定SSRが出るから選挙結果がよくなるのではないかということです。(ここ私見

 

4.鶏が先か卵が先か

※ここの章は(特に)完全に私見となっています 

思うに総選挙は「ユーザーの意見を反映する場」ではなく「運営の動きを承認するための場」になっているのではないかなぁと。

限定や楽曲イベがあればあるほど選挙の順位は上がりやすいと思います。だって供給があればあるほど目に触れやすいんだもの。

で、そうなれば次の年も出しやすいですよね、だって「選挙の順位が高かったから」と言えますから。

 

結局のところ「公式の供給が最大手であり最強」ということが一番色濃く出た総選挙だったように思えます。辻野あかりに関してはムーブメントがかなりありましたが、砂塚あきらに関しては(あかりの動きと関連していたとはいえ、)個人の動きがあまりなかったように感じています。また、ダイマやアンケートの動きも来年は減るように思えます。活動をしていた陣営が軒並み結果を残せなかったように見えますからね(もっとも、サプボ等により状況は変化しますが)。

 

なんだかまとまりがなくなってきましたが以上となります。来年どうするかなぁ。